ごく軽度の頭部打撲(よろけて壁に頭を軽くぶつけた、しゃがんで立ち上がる時に開いていた扉に軽くぶつけた)や尻餅・身体のみの打撲でも、時間が経ってから脳の表面に血が溜まる(慢性硬膜下血腫)ことがあり注意が必要です。特に高齢者の場合は加齢に伴う脳萎縮があるため、慢性硬膜下血腫発生リスクが高くなります。ご心配な場合はご受診ください。これらの診断にはCTやMRI検査が有用です。

勝どき脳神経外科