脳ドック
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このような方に脳ドックをお勧めします

① 家族や親戚に脳の病気が多い

② 知人が脳の病気になった

③ 症状はないが脳の検査をしたい

このような方に脳ドックはお勧めします

  • 1.5T(テスラ)超電導MRIで、脳と頭頚部の血管を検査します。
  • 血液検査・動脈硬化検査で、生活習慣病や加齢による悪化がないかチェックします。

※検査は自費診療、予約制となります。検査時間はすべてを含め約60~90分程度です。

診察風景

MRI機器

当院にて使用している機器の詳細は「院内紹介」ページ「医療機器」をご覧ください。

詳しくはこちら

脳ドックとは

頭部MRI(磁気共鳴画像撮影法)検査/頭部MRA(磁気共鳴血管撮影法)検査を主に用いて、脳血管疾患(脳卒中)や脳腫瘍などの早期発見を行います。

脳卒中には虚血性(脳梗塞など)と出血性(脳出血、くも膜下出血など)があり、一般的には、頭部MRI検査によって脳梗塞リスクを、頭部MRA検査によって(くも膜下出血を引き起こす)未破裂脳動脈瘤のリスクを調べます。

さらに頚動脈MRA・頚動脈超音波(エコー)検査や、動脈硬化検査(CAVI)・頚部MRA検査・採血・心電図・CTも状況に応じて使用します。

頚動脈エコー検査・頚部MRA検査は、脳血管疾患全般を発症する要因のひとつである動脈硬化(プラーク、血流障害)の状況を把握し発症リスクを見極めることに役立ちます。動脈硬化検査は、心臓病リスクの早期発見にも貢献します。

当院の脳ドックの強み

当院の脳ドックでは、標準的な脳ドックが10分ほどで終える画像撮影に2倍以上の25分ほどかけて、鮮明に写すための画像撮影を行います。
丁寧で綿密な検査を行うことで、通常の撮影では見落としかねない病気も見つけられるように尽力しています。

脳ドックの流れ

  • 1ご予約

    ご予約制となります。 コースにより所要時間が変わります。

  • 2来院・問診票記入

    ご来院されましたら「脳ドック問診票・MRI同意書」をご記入していただきます。 ダウンロードしてお持ちの方はお預かりします。

  • 3検査

    検査着に着替えていただきます。 メガネやカラーコンタクトをお使いの方はケースをお持ちください。また、金具のついた衣類やアクセサリーなどは外してください。

  • 4結果報告

    検査後、診察室で医師から結果説明を致します。

  • 5お会計

    お会計となります。 お支払い方法は、現金・クレジットカードが対応可能となります。

脳ドックでわかる主な病気

無症候性脳梗塞(ラクナ梗塞)

脳の極めて小さな血管が詰まって起こる小さな脳梗塞です。

症状がないため無症候性と言われておりますが、症候性(手足のマヒ、失語症など)の脳梗塞を発症する危険性が高いです。脳ドックで発見された場合には、定期的な検査をお勧めいたします。

脳梗塞

比較的大きな血管が詰まって起こり、脳組織の死滅が広範囲に及ぶ場合もあります。

ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓症、その他のタイプがあり、病型にて管理・治療方法や薬が異なるため、専門医の診察が必要です。

高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、不整脈(心房細動)などが危険因子となります。

脳動脈瘤

脳動脈の分岐部にできる血管壁が薄くなったコブです。
破裂すると主にくも膜下出血を発症しますが、約半数の方が生命に関わるか、重度の後遺症を残すことになります。

年齢、コブの大きさ、形などにより手術を検討する場合もあります。

脳腫瘍

頭蓋内に発生した腫瘍で、良性と悪性のものがあります。
脳ドックでは、無症状に経過してきた腫瘍を認めることがあります。

脳・頚部の血管狭窄

頚部の内頚動脈や、脳の主幹動脈の血管狭窄が発見されることがあります。

一過性脳虚血発作(TIA)や脳梗塞発症の危険が予測されます。

陳旧性脳血管障害

古い脳梗塞や脳出血の瘢痕(はんこん)がみられることがあります。

定期的な通院や検査をお勧めいたします。

脳萎縮

年齢相応の変化としてみられることが殆どです。
脳の形態と脳の機能は必ずしも一致するものではありません。

萎縮の程度を評価する撮影方法もありますので、気になる方はご相談ください。

内容:脳MRI/MRA、頚動脈超音波、血液検査、心電図、動脈硬化検査、認知症検査

※検査は自費診療(WEB予約&受診時間帯限定:19,800円(税込)~)でオプションにより料金が異なります。ネット、お電話、ご来院にてご予約ください。

< 脳ドック >
A:脳ドック基本(脳MRI・MRA) 25,000円(税別)
B:脳ドック基本(脳MRI・MRA)+頸動脈MRA 30,000円(税別)
C:脳ドック基本(脳MRI・MRA)+頸動脈MRA + 動脈硬化検査 35,000円(税別)

A〜Cすべてのコースで、当日に脳神経外科専門医が結果を説明いたします。
(脳疾患は時に緊急性を要することがあります。万一、異常所見を有する場合には、当日の診察により迅速に対応することが可能です)

※ 結果報告書をご希望の方は別途 3,000円(税別)で作成いたします。(後日郵送)

< オプション検査 >
採血、心電図 各5,000円(税別)
頸動脈エコー 10,000円(税別)
※ ご希望の方は、オプションにて上記の検査も実施いたします。
※ 採血検査をされた方には採血結果を後日郵送いたします。(後日受診でのご説明も可能です)

< 物忘れ精密検査 >
物忘れドック 60,000円(税別)脳ドック基本+動脈硬化+採血(※)+脳萎縮(VSRAD)+ 物忘れテスト
物忘れドックSP 75,000円(税別)脳ドック基本+動脈硬化+採血(※)+脳萎縮(VSRAD)+ 物忘れテスト+ 心電図 + 頸動脈エコー
(採血項目は物忘れに関与する項目を追加した、より詳しいものになります)

※ 料金はすべて税別の表示です
※ 検査画像を希望される場合は1,500円(税別)にてCD-Rを作成いたします

頭を打った場合には

頭を打った場合には診察をさせていただきます。
当院までご相談ください。

頭部外傷後の注意事項

診察を行った結果、脳神経学的な異常が認められなかった場合にも、今後24時間以内は(複数箇所あり)下記の事項に気を付けてください。

  • 次のような症状が現れた時には、当院又は最寄りの医療機関にご相談ください。
  • 意識の状態に変化がある
    (意識が薄れたり、意識がなくなったりする、つじつまの合わないことを言う)
  • 頭痛が強くなる
  • 嘔吐を何度も繰り返す
  • 痙攣(ひきつけ)を起こした
  • 失禁(大小便を無意識に漏らす)がみられる
  • 舌がもつれてきたり、手足のいずれかが不自由になってきた
  • 生活においては、次のような点に留意してください。
  • できるだけ安静にする
  • 激しい運動をしない、また振動する乗り物に乗らない
  • アルコール類、タバコ、チョコレートなどの刺激物は控える
  • 食事は控えめにし、消化の良いものをとる、水分は十分にとる

※特に高齢者は、慢性硬膜下血腫(頭部打撲後、数週~数ヶ月後、脳の表面にじわじわと血液が溜まる病気)に注意が必要です。

  • 1~数ヶ月後に下記の症状が現れたら、当院又は最寄りの医療機関にご相談ください。
  • 持続する頭痛
  • 繰り返す吐き気
  • 意識状態の変化、認知力の低下
  • 歩きづらい、片方に傾く
  • 物が二重に見える、目がかすむなど

子供が頭を打った後の注意事項

診察を行った結果、脳神経学的な異常が認められなかった場合にも、24時間以内は、下記の事項に気を付けてください。

  • 次のような症状が現れた時には大学病院の脳神経外科にご相談ください。
  • 意識の状態に変化がある
    (意識が薄れたり、意識がなくなり起こそうとしても起きない、つじつまが合わないことを言う)
    ※意識がないのを眠っていると間違える場合あります。寝返りをしたり、つついてみて反応があれば心配ないでしょう。
  • 嘔吐を何度も繰り返す
  • 痙攣を起こした
  • 手足の動きがおかしくなったり、動かさなくなった
    (抱きつく力が弱くなったり、足をバタバタさせなくなったりする)
  • 頭痛を強く訴えた
  • 生活においては、次のような点に留意してください。
  • できるだけ安静にする
  • 激しい運動をしない、また振動する乗り物に乗らない
  • シャワーや入浴は控えて、体を拭く程度にする
  • 食事は控えめにし、消化の良いものをとる

24時間以上経過し、普段と同じ様子であれば、日常の生活に戻って問題ありません。
24時間以後、症状が続いたり、様子に変化がある場合はご受診ください。

お問い合わせはお気軽に

脳疾患と生活習慣病に対応します。
脳の不安、頭痛やめまい、
手足のしびれなど、なんでもご相談ください。

  • 0362049911
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